スイスには走る世界遺産もある!
スイスには、山や都市だけではなく、
「走る世界遺産」も存在します。
レーティッシュ鉄道アルブラ線・ベルニナ線
と周辺の景観がそれにあたります。
この世界遺産は、国境を越えた世界遺産の1つです。
この鉄道は、登山鉄道でよくみられるラック式ではなく、
粘着式鉄道になります。
その粘着式鉄道では、ヨーロッパ最高地点を走る鉄道なのです。
そのため、20世紀初頭における優れた技術として
世界遺産に登録されました。
アルブラ線には、「最も有名な景観群のひとつ」といわれる
ラントヴァッサー橋、それよりも高いソリス橋などの
特徴的な構造物もあり、アルブラ渓谷の自然景観も楽しめます。
一方ベルニナ線には、粘着式鉄道のヨーロッパ最高地点にある駅
オスピツィオ・ベルニナ駅があります。
その駅は氷河湖ラゴ・ビアンコの湖畔にあるので、
その近くでは、氷河も見ることができ、
「欧州車窓展望ベスト10」にも選ばれています。
まさに見どころ満載の鉄道の旅、
これもスイスの見どころの1つです。